藤本 英雄(ふじもと ひでお)FUJIMOTO Hideo新聞報道リスト TV報道リスト |
1947年7月7日生。 1970年名古屋大学工学部機械学科卒業。 現在、名古屋工業大学大学院教授、機械工学科学科長、ものづくりテクノセンター長(併任)。 生産システム、ロボットなどの知能化、バーチャルリアリティ・感性の工学などに興味を持つ。 2000年Japan-USA Flexible Automation Symposium 最優秀論文賞、 第6回ロボティクスシンポジア優秀論文賞、 計測自動制御学会SI部門貢献賞、 日本機械学会2002Robomec 表彰、 生産システム部門部門賞(2002年功績賞)を各々受賞。 ASME1998 Japan-USA Flexible Automation Symposium プログラム委員長、 JSME2002Int. Scheduling Symposium 組織委員長。 計測自動制御学会常務理事部門協議会議長。 日本機械学会評議員など。 現在、日本機械学会フェロー、スケジューリング学会会長、文部科学省科学技術学術審議会専門委員。 工学博士。 これまで生産システム,ロボットなどの知能化,バーチャルリアリティ・感性の工学,福祉ロボット,医工学など広範囲の研究に従事し,その成果を,国内外の約200編の学術論文,国際会議講演,総説・解説として公表している. |
- システム最適化,最適制御の数値解法と実プラントシステムへの応用に関する研究.ハンガリー科学アカデミーでの招待講演.CADへの展開を,在外研究員MIT CAD Lab.の客員教授として特別講義などの実績を有する.
- 生産システム,特にFMSの研究では,中部地区の主要産業界の企業約30社を中心として産学連携の研究会を長期にわたり主催している.その実績にもとづきものづくりテクノセンターの創設には中部地区の産業界のバックアップに貢献している.また,近年はITとものづくり講演を多数行っている(新聞報道など).IMACSやIEEE R&Aなどの国際会議ではこの分野のオーガナイズドセッションやtutorial sessionをたびたび企画している.
- スケジューリングと生産マネージメントに関する研究では,長期にわたり日本機械学会の生産システム部門(旧FA部門)を中心に活動し,機械学会部門主催研究会を設置して活動している.毎年,国際会議において,オーガナイズドセッションを規格運営すると同時に,国内においてもこの分野の研究者の組織化をはかり,1994年より毎年,超学会的な生産スケジューリングシンポジウムの開催をしている.2002年6月には機械学会主催でInt. Sympo. on SchedulingをGeneral Chairとして主催している.2002年よりスケジューリング学会会長.
- 感性工学やヒューマンインタフェース,バーチャルリアリティなどの研究.この分野では,独自にバーチャルファクトリーという分野を創設し,機械学会にこの分野唯一のオーソライズドされた研究組織を立ち上げ主催し,その成果を積極的に国内外の会議や,産業応用を意図した講習会に還元している.国際会議での特別講演なども行っている.バーチャルリアリティ学会の変形と力覚調査研究委員会委員長.
- ロボティクス,メカトロニクスの研究.特に人間的ファクターやテレロボティクスを中心に研究活動を活発に行っている.また,医療や福祉への応用展開をはかっている.研究会や国際会議でのオーガナイズドセッションなども活発に行っている.
- 医学工学の研究(名工大先導研究)
臨床医学のニーズと工学各専門分野のニーズを融合した新しい医工学先導領域の立ち上げと新産業創生を目指した活動を学内外で行っている.外科手術支援システムの開発や教育・訓練システムの開発などを進めている.2000年より3年間,学内活性化経費を獲得,名工大先導研究領域創設のための活動を 実施.学内組織V.L.医学工学研究所を2003年10月に創設し,所長に就任. - 現在の興味は,学際,融合,横断型の研究プロジェクトの立ち上げシナリオを作り実践すること.現在関わっている学内外のプロジェクトは,陶芸技能の伝承,都市河川浄化エコロボット,ITSなど,もっとも力を入れているのは,@V.L.医学工学研究所の創設,Aひらがな工学世界拠点における具体的なプロジェクトの立ち上げ
[審議会委員など]
- 岐阜県研究開発財団,中部科学技術センター,文部科学省科学技術・学術審議会,
- 1999年〜2000年科研審査委員会,2003年〜2004年文化資源委員会.
- 1972年 名古屋工業大学工学部機械工学科助手
- 1977年 名古屋工業大学工学部機械工学科講師
- 1982年 名古屋工業大学工学部機械工学科助教授
- 1985〜1986年 ドイツアーヘン工科大学,米国MIT在外研究員
- 1993年 名古屋工業大学工学部機械工学科教授就任(現在に至る)
- 2000年 工作・試験センター長(併任)
- 2002年 ものづくりテクノセンター長(併任)
- 2004年 理化学研究所併任研究員(非常勤)
- 1987年〜現在まで 名古屋大学工学部及び大学院工学研究科
- 1988年 豊橋技術科学大学
[著書]
- コンピュータ統合生産システム,コロナ社 (1993)
- ヴァーチャルファクトリー,工業調査会 (1994)
- 人工現実感の展開,コロナ社 (1994)
- 変わる生産のしくみ,オーム社/日本機械学会 (1994)
- JUSFA国際シンポジウム優秀論文賞,ASME米国機械学会ほか,(2000)
- ロボティックスシンポジア優秀論文賞,日本機械学会ほか,(2001)
- 第10回ICPE国際会議優秀ポスター論文賞,精密工学会ほか,(2001)
- ROBOMEC表彰受賞,(社)日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門,(2002)
- (社)計測自動制御学会システムインテグレーション部門貢献賞受賞,(2002)
- (社)日本機械学会フェロー認定,(2002)
- (社)日本機械学会生産システム部門 部門賞(功績賞),(2002)
- Int. Conf. on Computer Simulation, Beirut, Lebanon, IEE主催, (1997)
- Proc. IMACS/SICE Int Symposium on Robotics, Mechatronics and Manufacturing Systems '92 Kobe (1992), プログラム委員長
- 1998 JAPAN-U.S.A. SYMPOSIUM ON FLEXIBLE AUTOMATION−International Conference on New Technological Innovation for the 21st Century−, (1998), ASME国際プログラム委員会委員長
- International Symposium on Scheduling 2002, 2004, 日本機械学会, 組織委員長